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戦略とは何か? プリント メール

戦略≠ 対症療法  「戦略とは何か?」これは、永遠に問い続けなければならないテーマであります。また、企業経営において重要な事項であります。目先の問題や課題にとらわれ、長期的な視点を失い右往左往する。そうしているうちに組織が疲弊してくる。やがて対症療法的な自転車操業に陥る。

こうした状態は戦略がないために起こってしまうことであります。戦略とは、環境変化への対応策、あるいは事業の方向性など様々な表現がされています。戦略とは、大きく2つの視点に基づくものであるといえます。それは、「何をすべきか?」という視点と「何ができるか?」という視点であります。

 

「何をすべきか?」視点の戦略  我々はこれを分析的アプローチと呼んでおります。分析対象の企業を取り巻く環境を、SWOT分析や3C分析、あるいはファイブフォースモデル、バリューチェーンモデルなどのフレームワークや財務諸表あるいは製品別・商品別の販売統計情報などを分析して、あるべき姿を描いていく。こうした一連の発想が「何をすべきか?」という視点の戦略を導き出します。こうした一連の発想は、いわば理想であり、そうであればいいなというような願望や希望になりがちであるのも事実であります。だから、「何をすべきか?」という視点と、もうひとつの「何ができるか?」という視点を持つことが重要であるといえます。

 

「何ができるか?」視点の戦略  我々はこれをプロセス的アプローチと呼んでおります。分析対象の企業を分析していくアプローチは先の分析的アプローチと違いはありません。プロセス的アプローチでは、分析対象の企業の現状から、あるべき姿へ向かうためにはどうすれば良いか、現状の経営資源を鑑みて、何ができるかという発想をします。つまり、分析的アプローチで描いたあるべき姿を現実のものとするためのプロセスに着目した戦略の発想であることになります。分析的アプローチを補完し、より現実味のある戦略を立てるために重要な視点であります。

 

戦略立案のメリットとは?  長期的な展望を持ち、日々の問題や課題の迷路に埋もれないことが、戦略を立案するメリットでありますが、ほかにも重要な役割があります。それは企業組織全体が方向感を持って、一つの方向へとパワーを発揮することにあります。何処へ向かうのか分からない、あるいは何処へ向かっているのか分からない。こんな企業組織はモチベーションが低く、明日への不安でいっぱいであるのが常であります。企業組織に方向を示し、目的地をはっきりさせること、明日はどうあるべきかを示すこと。これが企業経営上一つの重要な課題であります。

最終更新日 ( 2007/06/12 Tuesday 22:23:04 JST )
 
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